• ホーム
  • コラム
  • 手話での日常会話を覚えてみよう!「こんにちは」「ありがとう」などの伝え方は?

COLUMN コラム

手話での日常会話を覚えてみよう!「こんにちは」「ありがとう」などの伝え方は?

2022年07月08日

手話を覚えようとして、どんな言葉から覚えるべきなのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。一度にあれこれ覚えるのは大変ですから、まず、日々の挨拶やお礼など、比較的簡単で、使う頻度も高い言葉から覚えてみませんか。この記事では、日常のちょっとした言葉を手話でどのように表現すれば良いか、まとめました。



「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」など挨拶の手話

手話では、両手の人さし指を向かい合わせて立て、向かい合った2人がお辞儀をするように両方の指先を曲げる動作が「挨拶」の意味です。
この動作と、「朝」「昼」「夜(暗い)」の動作を組み合わせることで時間帯ごとの挨拶になりますから、手話の勉強が初めての人でも覚えやすいですよね。


・おはようの手話

片手をジャンケンのグーの形に握り、こぶしを、こめかみのあたりからアゴの方へ降ろすと「朝」「起床」の意味。頭をこぶし側に少し傾け、こぶしをアゴの方に降ろすのと同時に頭を真っ直ぐにすると、「起床」の意味が強調されます。
この動作の後、先ほど書いた「挨拶」の動作を組み合わせることで「おはよう」という挨拶になります。

・こんにちはの手話

片手の人さし指と中指を重ね、額の中央あたりに当てると「昼」「正午」の意味です。中指が時計の長針、人差し指が短針を表し、それを重ねることで、時計の針がお昼(正午)を指していることを表現するわけです。
この動作の後に「挨拶」の動作を組み合わせると「こんにちは」の挨拶になります。音声言語の会話でもそうですが、お昼を過ぎていても周囲が明るい時間帯なら、この挨拶でOKです。

・こんばんはの手話

両手をジャンケンのパーの形にして手のひらを相手側に向け、自分の顔の前で交差させるように両手を下へ降ろすと「夜」「暗い」の意味です。
目の前が、徐々に暗くなっていく様子を表現しています。この動作の後に「挨拶」の動作を組み合わせるのが「こんばんは」の挨拶です。



「ありがとう」「すみません」など感謝・謝罪に関する手話

感謝の気持ちやお詫びの気持ちは、できるだけ早めに相手に伝えた方がコミュニケーションを円滑にします。
相手を思いやったり、苦労をねぎらったりする「おつかれさま」も、きちんと表現することで人間関係が良好になるかもしれませんね。

・ありがとうの手話

片方の手の甲を上に向けて固定し、その上にもう一方の手を垂直に乗せて上に上げます。
土俵上で、勝った力士が手刀を切る様子が元になった手話表現と言われていて、手を上げるのではなく、固定した手の甲をもう片方の手で垂直にポンと叩き、同時に頭を下げる表現方法もあります。
ありがとうの手話は他の意味として「感謝」「お礼」といった意味もあります。

・すみませんの手話

片手の親指と人差し指とで眉間を軽くつまみ、その手を垂直に立てて少し前に出します。その際、頭も軽く下げた方が謝罪の気持ちが伝わりやすくなります。
すみませんの手話の他の意味として「ごめんなさい」「申し訳ありません」といった意味もあります。

・おつかれさまの手話

片手をジャンケンのグーの形にして、もう片方の手の手首あたりを、肩たたきをしてあげるように軽く2回叩きます。
その際、相手を労う表情を付け足すこともポイントとなります。

また、「おつかれさま」の手話に困った表情を付け足すと、「苦労」「大変」「面倒」といった他の意味にもなりますので注意しましょう。



「さようなら」「また会いましょう」などお別れのときの手話

手話の「さようなら」という挨拶は、いわゆる“バイバイ”のジェスチャーと同じなので非常に簡単です。
単に「さようなら」だけでなく、「また会いましょう」という表現を付け加えることで、また会ってコミュニケーションしたいという気持ちを相手に伝えることができるでしょう。

・さようならの手話

片方の手の平を相手に向け、左右に振ります。一般的な“バイバイ”のジェスチャーと同じです。

・また会いましょうの手話

片方の手を握りこぶしにして、その手首をひねって人差し指と中指の2本を立てると、「再び、2度目」という表現です。
その後に、両手の人さし指を立て、近づけます。両手の人差し指は、それぞれ「自分」と「相手」を表しているので、「2人が会う」という表現になります。


「何かお困りですか?」「お手伝いしましょうか?」など手助けに関する手話

聴覚障害者の場合、駅の構内でアナウンスが聞こえなかったり、公共施設の係員の案内が聞き取れずに迷ってしまったり…といった状況が発生しやすくなります。
そんな時、「何かお困りですか?」「お手伝いしましょうか?」という手話を知っていれば、困っている聴覚障害者にとっても、助けてあげたいと考えている健聴者にとっても便利なはずです。

・何かお困りですか?の手話

困った時に、つい頭をかいてしまうイメージで、軽くすぼめた片手をこめかみのあたりで前後に動かすと「困る」という意味。そして、片手の人差し指を立てて左右に2~3回振ると「何」という意味を表します。
この、「困る」と「何」と合わせて「何かお困りですか?」という質問を表現します。


・お手伝いしましょうか? の手話

片手の親指を立てて前に向け、その親指の背面を、もう片方の手のひらで押し出すように軽く2回叩いて表現することで「助ける」「支持する」「協力」「援助」という意味を表します。誰かの背中を後押ししてあげる様子をイメージすると、覚えやすいですよね。
また、片手の甲を相手に向けて立て、その手を前向きに倒すと「~ですか?」という意味を表します。
自分の耳で、相手に質問をしているイメージですね。この2つを組み合わせて「お手伝いしましょうか?」という気持ちを表します。


「わかりました」「わかりません」など意思表示に関する手話

健聴者同士の会話でも同じですが、手話でも「わかりました(知っています)」「わかりません(知りません)」をはっきり伝えて、YES・NOの意思表示をきちんとすることが重要です。
音声言語ではよく使われている、“うーん…”“えーっと…”といった曖昧な表現がしにくい分、手話でのYES・NO表現は重要と言えるかもしれません。

・わかりました(知っています)の手話

片方の手のひらを胸に当て、そのまま撫で下ろすように下げます。胸にあてた手の平で、2回ポンポンと胸を叩いても同じ意味が伝わります。

・わかりません(知りません)の手話

片方の手のひらを上に向け、肩のあたりを2回ほどパッパッと払います。「(自分は)関係無い」という表現でもあります。



たくさんの伝えたい言葉が「SureTalk」活用でスムーズに

日常的に使う言葉は、このページで紹介したもの以外にもたくさんあります。そして、使える・理解できる手話の数が増えるほど、コミュニケーションの内容も深まっていくはずです。

例えば、「はじめまして」の後に「今日は良い天気ですね」とか「今日は寒い(暖かい)ですね」などの言葉を付け加えれば、初対面でも会話が広がるだけでなく、親近感も増すでしょう。何度か会ったことのある相手に「久しぶりですね」と伝えれば、自分のことを覚えてくれていた…という、ちょっとした喜びも生まれます。

とは言え、それらたくさんの種類の手話をマスターするのは、なかなか大変です。その点、「SureTalkアプリ」には、健聴者の音声言語と、聴覚障害者による手話を、ともにテキスト化する「会話機能」が備わっているので、今回の記事で紹介した使用頻度が高い言葉はもちろん、「なるほど」など“合いの手”の言葉や、「おやすみ」など家庭的な挨拶も、テキスト化してスムーズに伝えられるようになります。

また、SureTalkアプリにはAIによる機械学習機能も実装されているので、手話ユーザーによる登録動画数が増えるほど翻訳精度が高まります。手話のサンプル動画を見ることもできるので、手話を学びたいと考えている健聴者の学習効率も高まることでしょう。SureTalkを上手に活用しながら、使える手話の種類を少しずつ増やしていきましょう。

SureTalkとは

AIを使った会話機能で手話と音声間のコミュニケーションを可能にするツールです。ビデオ通話からAIが身体動作を追跡し手話の特徴を抽出、手話を認識してテキストへと変換します。逆に健聴者から聴覚障がい者へは、音声を自動でテキスト化することでコミュニケーションを行います。

SureTalkができること
  • ホーム
  • コラム
  • 手話での日常会話を覚えてみよう!「こんにちは」「ありがとう」などの伝え方は?